僕が僕であるために どんな犠牲も必要とはしなかったよ

何が何だかわからなくなるような 濃い濃い秋雨の中で

泣き叫ぶ声だけ耳から離れないだなんて とんだ偽善者だよね

 

笑い声ですらも記憶出来ない それは悲しい知能の海

 

僕が僕であるために どんな涙も必要とはしなかったよ

造られた生活 造られた会話 造られた笑顔の中で そのパラメータは幾度も上がり

笑い声だけが頭を駆け巡るだなんて とんだ馬鹿者だよね

 

僕はこんなにも 透き通った目なのに

 

求める幾分かの砂をどうか受け取ってください 見えなくてもいい 掻き回してもいい

僕が今此処にいて 此処で君たちといて 全ての何かを見続けたことを

どこかに穴のひとつでも残ればいいなって そう思っただけなの

 

誰も語り継いでなんかくれないし 誰も僕なんか見ちゃいない

通り過ぎるたくさんの景色の中で 其の中にある一つの色として 軽くてちっぽけな 僕

 

 

空が青いと思い出したのはいつだろうか

星を見る時間が増えたのはいつからだろうか

素直に泣けなくなったのは 好きと言えなくなったのは

 

ねえ 僕はこんなにも ちっぽけで きっと ねえ 君の手の中でみるみるしぼんでいくんだ

 

 

しゅわしゅわと弾けて泡になって 大好きな空に還れるんなら

 

それも 悪くはないのかなあ・・・?











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